| >そのニュアンスは伝わってない? ぎゃあああ、そこはわかんなかったよー。 >「こないだ話してた輸入物の茶葉が手に入りましてね…」 うん。これでわかるようになると思う。
ま、他の部分もぬるお氏が思うようにやっていってくれ。 とくに異論はないっす。
>僕だったら主人公=アズマ・イサオの息子であるという事は3cまで伏せたいと思います
それはあるね。字コンテの段階の印象を忠実に出すなら2cで顔を隠すほうがむしろ素直だと思う。 でもそれはけっこう自覚してて、あえて字コンテと絵をずらそうという意識があった。 そんなに深い意味はないんだけど、「字面を追うだけの絵はやめよう」ってのが一つ、 裏テーマみたいな感じであってね。 2cは、絵で話を先取りしてるんですよ。もう答えをほぼ言っちゃってる。 でももし最後のモノローグがなかったら、読者はやっぱ違和感があるでしょ。 わかりきってることでも、語り手にはっきり言ってもらわないと、 読者って実は安心できないんじゃないかと思う。 推理小説とか読むとこの感覚わかってもらえると思うんだけどな。 もう犯人わかってるねん、どう考えてもそいつやねん。 でも探偵に「犯人は○○さん、あなたですね」って言ってもらうまで、安心できないんだよ。 というか、それを確認したいがために、どんどん読み進める。 (逆に言うとどんなに結末が見え透いてても、読者に確認したいと思わせるのが、 物語の技術なんじゃないかと。) そういう感じをだしたかったんだけど、まあ僕のオナニーな感は否めないかなぁ。
>それほど驚かしたいとも思わない こっち方がむしろ大きな要因だったかもしんない。 そこまでもったぶるような場面じゃないなあというのが僕の印象かな。
字面を追わない絵をかくって思ったより難しいんだよね。 今回の漫画で言うと、87pの最後,89p1c,96p1cあたりも同じ気持ちでやってた。 ここらのコマは、別にそのモチーフである必要は必ずしもない。 そこをあえて描くから、絵が自己主張してる感じがでないかなぁと思ってたんだけどな。 前にゼミで言ってた二重性という奴を実践してみたかった。 映画では、よくある手法だと思う。 ナレーションがあることを語っている間に、映像の方がシーンを先取りするような編集。 逆に映像が遅れるパターンもある。 ドラマとかで、ビルの夜景のまま「なんだって?」みたいな声が入って、会話のシーンに入るとか。 あーゆーイメージ。 95pの最後のコマも、別にこんなポーズをとる必要はどこにもないんだけど、 そこをあえてやってみる。変だけど、変なぶん印象に残らないかなぁと思ってね。 まあこれは個人の趣味でやってるだけなんで伝わることはあんま期待してない。 「ちょっとやってみたかった」という奴。
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