| >ウツダ
>身体 長文乙。大体理解したと思う。
私が「「身体」が絡む必要はないと思う」と言ったのは、君と私とで「身体」というタームの意味にズレがあったからのようだ。
私の知るかぎり、文学や思想の文脈で「身体」というと、「世界を分節化する場」という意味だが、君の言うところでは、「分節化された世界、生成された意味、主体の行為といったものを投影する対象」または「依代」のようなニュアンスになっている (ように読める)。しかも単なる投影対象ではなく、主体とある意味で等しい地平に立って、相互にコネクトするような存在、ないしはその場、ということ。
だから私には、「キャラクタの身体」という概念が理解できなかったのだね。
# ところで、身体を前者のような意味で捉えると、インターテクストの世界でキャラクタに萌えるためには、キャラクタよりも萌える主体にこそ身体が必要になる、と言えるように思える。 # まあどうにも、「身体」というタームが曖昧すぎるんだよね。
>データベース 私は、ラノベの (またはオタク文化の) データベースが、少なくとも現代では、必ずしも「成員が共通して有している知識体系」ではないと思う。つまり、極端なことを言うと、自分の萌えの根拠付けのために構築された、自分のためだけのデータベース、のようなものもありうると。
だから、読み手としても描き手、書き手としても、あまりデータベースに敏感になる必要はない気がする。
# 岡田斗司夫が「オタクの本質は高度なリファレンス能力だ」ということを言っていた (はず) だが、多分彼はコモンな知識体系を仮定していたはずだ。そしてある時期まで、いわゆる「オタク」とは、そうした知識体系を共有している集団だったのだろう。 # でもある時期 (90 年代?) から、オタクに共通のデータベースは崩壊し、テクスト間の自由なリファレンスという方法論だけが残ったような気がする。 # という程度のことは、既に誰かが考察しているはずだが、探すの面倒くさい。
---------------------------------------- ついでに反省会
* NHK ** とりあえず今期最高(ぉ ** シスター (修道女) たまらんです
* 僕等 ** これってファンタジィだよね ** NHK → 僕等の流れはまずい。なんか精神への負担が大きい。
* うたわれ ** #14 が神
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